雨音に猫の声が聞こえる。 ふにゃー。
あー、外で鳴いているのだな。
なんとかしてやろうと思いつつ、でも家には犬いるから
もう買えないんだよなあ。と思い
泣き声に耐える。
だが、一度、傘をさして見にいってしまう。
猫の姿がない。
え・・・?声はどこから?
まあ、いいか。(よくないけどさ)
今日はオーディションだった。午前も午後も結構な人数が来てくれてうれし。
鹿せんべい って結局 ただのせんべいだったのであろうか。
修学旅行のとき、集団で我の煎餅を狙ってきた鹿を思い出す。
ひょっとして 鹿にとって 気持ちよい物質、
鹿使用のLSDがふくまれているのではないだろうか。
もしくは、たとえば 誰かをむかつく奴を凍らせて 細かく砕いて
鹿せんべいに混ぜて 鹿に食べさせてしまうという 恐ろしいヤクザもいるかもしれない。
人間も凍るとくだけるらしいし。
あー・・・なんか怖いことを考えてしまった、ぶるぶる。
おお神よ、そんな罰当たりなことを考えてしまっているから花粉で苦しむのですね。僕は。
ともかく 今日は休みなので豆腐丼を作る。
豆腐をざくざくと切り、ねぎと、ひきにくと鷹の爪と しょうゆ、にんにくで作る私の
得意料理である。隠し味にちょっとオイスターソースをいれる。
ちょっぴりピり辛。
たきたてのご飯の上にのせて食べると なかなかオツ。
うう・・・花粉症にはつらい季節。
花粉症の代償に 何か特殊な能力がそなわってもいいくらいだ。
たとえば 目が光るとか。
いや、やだな。
たとえば、強酸性の液体に触れても 溶けなくなるとか。
いや、そんなに強酸性のものにふれねえし。
ううん。むずかしか。
来月から芝居の稽古がはじまる。
芸術劇場でやるので ちっとは気合いれねえとな。
いや、今までいれてなかったわけでもないけどさ。
今日はオススメの本も 紹介。
小川洋子「沈黙博物館」
博物館を作るのが仕事の男が ある村にやってきます。
男の目的は、死者たちの形見の品を展示すること。
ちょっと幻想的で、不思議なお話。
ちょっと本好き、不思議な物好きの方にはオススメ。
村上春樹「海辺のカフカ」
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/
このたび、新潮文庫で文庫化したので ハードカバーで読まれてない方はぜひ。
春樹ワールドは好き嫌い別れるけど、ちょっと不思議な精神世界や奇妙な人物たちが
でてきます。
本あまり読まないけどロマンチストさんにはここから入るといいかも。
山田詠美(僕は勉強ができない)→「吉本ばなな」(キッチン)→「村上春樹」(ノルウェイの森)
ホラーやゲームが好きなら
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」→小林泰三「玩具修理者」→中島らも「白いメリーさん」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043470010/249-2017545-6007507
http://s127.dreams.ne.jp/~pc2200/library/kisi/ku004.html
うう・・・花粉症にはつらい季節。
花粉症の代償に 何か特殊な能力がそなわってもいいくらいだ。
たとえば 目が光るとか。
いや、やだな。
たとえば、強酸性の液体に触れても 溶けなくなるとか。
いや、そんなに強酸性のものにふれねえし。
ううん。むずかしか。
来月から芝居の稽古がはじまる。
芸術劇場でやるので ちっとは気合いれねえとな。
いや、今までいれてなかったわけでもないけどさ。
今日はオススメの本も 紹介。
小川洋子「沈黙博物館」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480039635/249-2017545-6007507
博物館を作るのが仕事の男が ある村にやってきます。
男の目的は、死者たちの形見の品を展示すること。
ちょっと幻想的で、不思議なお話。
ちょっと本好き、不思議な物好きの方にはオススメ。
村上春樹「海辺のカフカ」
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/
このたび、新潮文庫で文庫化したので ハードカバーで読まれてない方はぜひ。
春樹ワールドは好き嫌い別れるけど、ちょっと不思議な精神世界や奇妙な人物たちが
でてきます。カリバカの芝居が好きな人には向いているかな。
本あまり読まないけどロマンチストさんにはここから入るといいかも。
山田詠美(僕は勉強ができない)→「吉本ばなな」(キッチン)→「村上春樹」(ノルウェイの森)
ホラーやゲームが好きなら
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」→小林泰三「玩具修理者」→中島らも「白いメリーさん」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043470010/249-2017545-6007507
http://s127.dreams.ne.jp/~pc2200/library/kisi/ku004.html
後ろから来る 足音は 聞いた覚えがない。
ふりかえりたくても ふりかえられない。
肌は異常にざわざわしてくるし、脳内では 最近の連続殺人のニュースががんがんと
流れてくる。
足取りを速めようか・・・
女は思っている。
そして足を速めた瞬間、
同じように歩調をあげて男が近づいてくるのがわかる。
心臓は だんだんだんだんと鳴っているし口は渇いてくる。
男は 後ろから
「ちょっとまってください」
といってきた。
女は「なんですか!」と おびえた声で言うと
男は礼儀正しく言った。
「いや、ただの暴漢なんで、そんなにおびえないでください」
女はようやくほっとした。
「なんだ・・・ただの暴漢さんですか。ひどいことをする人だと思っちゃって。ごめんなさい。」
男はさわやかな笑顔で笑って、
「最近、そういう奴ふえてますからね。夜道の一人歩きは危険なので気をつけてくださいね」
「ありがとう」
女は男の優しさに 心からお礼をいった。
男は ほほえみながら
「では 寝転んでいただけますか?」
「はい」
女はそう言って 静かに寝転んだ。
「おおいかぶさってもいいですか?」
「ええ。どうぞ」
男は 礼儀正しく 女をぬがせると、おおいかぶさるのだった。